人を学ぶ。人から学ぶ。

副専攻プログラム
20234スタート

学科の壁を越えた
学びの充実を図る

英語コミュニケーション副専攻
(English Communication Minor Program)

概要

 日本の急速なグローバル化に伴い、日本人にとって自分らしいEnglishを駆使し英語でコミュニケーションをとる機会が増えている。英語コミュニケーション能力に育成には単に語学力だけではなく、情報収集力を高め、資料の分析ができる能力の向上も不可欠である。本副専攻では英語のコミュニケーション能力の向上を目指すと共に、英語での様々な情報収集の方法についても学んでいく。
小中高でも取り組まれるSDG(SDGs:Sustainable Development Goals)をさらに発展的に学ぶために、情報収集力を高め、資料の分析ができる能力の向上を支援する。

登録時期

 本副専攻プログラムの開始時期は2年次である。履修登録は,履修開始前に行うこと。

到達目標

  1. 英語で基本的なコミュニケーションができるようになる。
  2. グローバル時代における社会の変化を理解できるようになる。
  3. 世界で起こっていることへの知識を理解できるようになる。
  4. 語学力を向上し、情報収集ができるようになる。
  5. 学んだ情報をもとに、英語でプレゼンテーションができるようになる。

開設

人文学科キャリア・イングリッシュ専攻

保育・幼児教育副専攻
(Nursery Teacher Examination Minor Program)

概要

 概要:保育・幼児教育副専攻は、子ども理解の基礎となる授業科目によって構成されている。子どもを取り巻く社会環境や福祉制度について学び、また発達心理学的視点、社会学的視点等から子どもについて理解する。そして、保育・幼児教育の基本的な知識・理解とともに、保育現場で求められる基本的技能や態度を修得することを目的にしている。

登録時期

 本副専攻の開始時期は2年次である。履修登録は,履修開始前に行うこと。

到達目標

本副専攻では、保育・幼児教育の基本的な知識・技能・態度を修得した人材を養成する。そのため本副専攻では、以下の知識・理解・能力を身につけることを目指す。

  1. 保育・幼児教育に関連する基本的認識枠組みを修得する。
  2. 子どもを取り巻く社会環境、社会福祉制度の関する知識を理解する。
  3. 子どもの発達段階について理解し、子どもと適切に関わる基本的態度を学ぶ。

開設

人文学科保育・幼児教育専攻

小学校教育副専攻
(Elementary School Minor Program)

概要

 「小学校教育副専攻」は、保育士・幼稚園教諭・中学校教諭等を目指す学生を主な対象とし、本副専攻を履修する学生が小学校における教科内容を、その実践的技能等も含め、理解し獲得することを目的とする。
 保育所・幼稚園・認定こども園等を経た後、児童は小学校でどの様な内容の学習に取り組んでいくのか、また、小学校でのどの様な学びを経て、生徒は中学校の学びに取り組んでいくのか、それらのいずれにおいても、学生自身が専門的な知識を広げておくことは、自身の主たる教員免許状の取得における質的な深まりに対し、効果的な役割を果たすこととして期待される。そして、教員免許状を取得予定ではない学生にとっても、我が国の義務教育として多くの学生が経験している小学校教育の現在の教科内容について学び直すことで、教科に関する知識や内容の変遷の社会背景を理解する等、一般教養の深化としての効果も期待できる。
 また特に、いずれかの教員免許状を取得予定の学生にとっては、大学での既修単位を活用した将来的な小学校教諭二種免許状の取得にも補助的に対応する副専攻として編成する。

登録時期

 本副専攻の開始時期は2年次である。履修登録は,履修開始前に行うこと。

到達目標

  1. 教科に関する専門的事項を理解し、児童に対する適切な指導・支援のあり方を身につけることができる。
  2. 各教科の指導法を修得し、児童に対する適切な指導・支援のあり方を身につけることができる。

開設

人文学科児童教育専攻

発達障害支援副専攻

概要

 「発達障害支援副専攻」では、障害のある幼児児童生徒の特徴を理解し適切な支援のあり方を学ぶことを目的とする。
 小中学校における不登校児童生徒は100人あたり1人から2人とされ(文部科学省,2019)、その数は顕著に増加傾向にある。また、不登校を主訴に受診をした児童のうち、57%が自閉症や注意欠如多動症、知的障害等の発達障害を有しながら、その87%は未診断であったという報告もある(鈴木他,2017)。通常の学級における効果的な支援を構築するにあたり、これらの発達障害に関する正確な知識と、効果のある具体的な支援法を理解することは、不登校減少と学力向上の観点から有用であることは間違いない。
 「発達障害支援副専攻」では、「知的症」、「限局性学習症」、「注意欠如多動症」、「自閉スペクトラム症」の理解や支援のあり方を理解することを通して、児童生徒の困難さの理由や、適切な関わり方を具体的に理解することができる。
 加えて、これらの発達障害を有し、通常学級に在籍することもある「病弱者」の理解や支援についても学修を深めることを目的としている。

登録時期

 本副専攻プログラムの開始時期は2年次である。履修登録は,履修開始前に行うこと。

到達目標

  1. 知的障害の特徴と支援のあり方を理解することができる。
  2. 発達障害の特徴と支援のあり方を理解することができる。
  3. 病弱者の特徴と支援のあり方を理解することができる。

開設

人文学科児童教育専攻

学校ソーシャルワーク副専攻
(School social work)

概要

 学校ソーシャルワーク副専攻はでは、教員・カウンセラー・ソーシャルワーカーが協働して児童生徒を支える「チーム学校」を目標に、学校現場でソーシャルワークが果たす役割と機能を学び、協働できる力を培っていく。ソーシャルワークの価値に基づいて、ソーシャルワークの理論と方法を学ぶとともに、価値を具現化するためのスキルやアプローチについても具体的な事例や演習から実践的な学びを提供する。 児童生徒一人ひとりが尊厳をもつかけがえのない存在として、人と問題を切り離し、問題ではなく可能性をみる姿勢を培うことで、児童生徒の中にある可能性を地域社会の中で開いていくエンパワメントの視点は、本学の各専攻に共通して求められるものである。
 教育・心理・ソーシャルワークの専門職が児童生徒のウェルビーイングのために、それぞれの専門性を最大限に活かせるようになることを目指している。

登録時期

 本副専攻プログラムの開始時期は2年次である。履修登録は,履修開始前に行うこと。

到達目標

  1. ソーシャルワークに関する基本的な知識を理解し説明ができる。
  2. 今日の児童生徒を取り巻く現状と課題をソーシャルワークの視点で理解できる。
  3. 児童生徒が抱える生きづらさや課題を人と環境との交互作用からアセスメントできる。
  4. 支援に関わる制度や関係機関と多職種協働・連携について理解し説明ができる。
  5. 対人援助専門職の価値に基づいて支援を考えることができるようになる。

開設

心理臨床学科

カウンセリング副専攻
(Counseling)

概要

 カウンセリング副専攻では、コミュニケーションスキルに関する基本的な理論と技術を学ぶとともに、心理学の立場から、社会を捉え理解する姿勢を培っていく。カウンセリングに関連し、心理療法における各種の専門的アプローチ法について説明を行う。多角的な視点で人に関わることを学び、対人関係をとる上で、すぐに役立つものとして演習を通し、実践的な学びを提供する。人の話を聞き、話す技術は、本学の各専攻に共通して求められるものであり、日常生活においてもこれらの技術によって、対人関係における困難を乗り切るヒントを得ることができ、自分自身のレジリエンスを向上させることができるようになることを目指している。

登録時期

 本副専攻の開始時期は2年次である。履修登録は,履修開始前に行うこと。

到達目標

  1. カウンセリングに関する基本的な知識を理解し説明ができる。
  2. カウンセリングの技術を習得し活用できる。
  3. 対人関係並びに集団における人の意識・行動について心の過程を理解し、社会や文化が個人に及ぼす影響について説明ができる。
  4. 支援に関わる制度や関係機関と多職種協働・連携について理解し説明ができる。
  5. 自己理解を深め、自分自身の課題や回復力に気付くことができるようになる。

開設

心理臨床学科

心理社会調査副専攻
(Psycho-social research)

概要

 本学の教育課程全体において心理社会調査に関する基本的知識を学修する。また、調査計画、心理社会的データの収集や分析に関する基礎的知識、統計的リテラシー、調査結果の可視化の実践的技能を身につける。そして、本副専攻の履修によって社会調査士の資格を取得することができる。

登録時期

 本副専攻の開始時期は2年生(前期開講前)である。

到達目標

  1. 人と社会にかかわるデータの取扱いや倫理について修得できる
  2. 量的データと質的データを多様な方法で適切に取扱って集計・分析することができる
  3. データを分析するために柔軟に統計ソフトウェアやAIを活用することができる
  4. 心理・福祉学や社会動向の視点から調査・研究を設計して、人権・研究倫理に基づいて遂行し、結果を適切に可視化・デザインして報告することができる

開設

心理臨床学科